活字文字読み上げ装置 Tellmeとは? About Tellme
活字文書読み上げ装置Tellme
活字文書読み上げ装置テルミーは、視覚障がい者が印刷された活字情報を音声で取得するために開発された福祉機器です。専用のソフトで音声コード(二次元コード)を印刷物に添付すれば、わずか4個のボタンを操作するだけで簡単に活字情報を正確に音声化します。
テルミーは、全国市区町村の日常生活用具給付制度を利用して重度視覚障がい者に給付されています。また、給付を受ける際に1割の自己負担金(9,980円)が必要となります。詳しくはお住まいの市区町村担当窓口までお尋ねください。
テルミーが開発された背景には、視覚障がい者の点字利用率の低迷があります。全国の視覚障がい者数は30万人強で、そのおよそ9割が点字を読めません。そこで、印刷物への音声コード添付については、厚生労働省・経済産業省後援事業「紙による情報バリアフリー化推進運動キャンペーン」で産学官一体となって推進されており、平成19年度以降は全国の行政機関や医療機関で発行している印刷物への音声コード導入が促進されています。
活字文書読み上げ装置「Tellme」の特徴
- 充電式バッテリー(オプション)を採用することで2時間以上の連続再生が可能
- Tellmeは音声コードを100個まで記憶が可能
- 音声コードの読み取り精度UP(読み取り部には自動調整機能)
- 肉声に近い音声(男性/女性)
- 操作性を重視したデザイン
- 外形寸法(幅)100mm×(奥行き)142mm×(高さ)140mm
- 質量約600g(電池含まず)
付属品
- ・ACアダプター
- ・イヤホン
- ・取扱説明書(音声コード付き/カセットテープ付き)
※充電式バッテリー/充電機は別売りになっております。
操作方法について How to use
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Step 01
ACアダプターをコンセントに差し込みます。Tellmeのジャック差込口に、ACアダプターのジャックを差し込みます。
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Step 02
ジャック差込口の左横にある電源スイッチを押すと、「ポロロン」と音が流れます。
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Step 03
紙を差し込む差込口に、音声コードが付いた紙を奥まで差し込みます。
※音声コードが付いている紙には、必ず切欠きがあります。切欠きを左横上にして、Tellmeの差込口に紙を差し込んでください。 -
Step 04
紙を奥まで差し込んだら、撮影ボタンを一度押します。「ピポ」という読み取り開始音が鳴り、正常に読み取られた場合は「ポロン」と音が鳴ります。
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Step 05
音が鳴ったら紙を抜いてください。Tellmeが紙の情報を話し始めています。
Tellmeの各部名称と仕様
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Tellme右側面
Tellmeには音量調節機能、音声速度調節機能が付いています。
■音量調節は5段階まで可能
■音声速度調節は3段階まで可能
イヤホン(付属品)を使用できる差込口があります。 -
Tellme左側面
Tellmeは充電式バッテリー(別売)を採用し、5時間の連続再生が可能です。
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Tellme上面
Tellmeの操作はこの4つのボタンだけで、誰でも簡単に操作できる装置です。
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Tellme背面
電源ボタン、ACアダプター(ジャック差込口)はTellmeの裏面にあります。
【電源について】
・青のスイッチを上に押すと電源が入る。
・青のスイッチを下に押すと電源が切れる。
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